私がニック・ディアス信者であることは周知のことと思われますが、かつて兄貴がフランク・シャムロックと対戦した時以来の不安、というものを今回の試合については感じておりまして、それはやはり今回の相手がBJ・ペンというUFC2階級制覇者が相手であることが理由なわけであります。
エドガー戦以降、ウェルターでの試合を行なっていたBJですが、ヒューズ戦で見せた"モード"に入った状態はキケンそのもの。流石に不安を感じていたワケですが、結果としてはいつも通りの試合展開に持ち込んだニック兄貴のゲームでした。それにしても押し込んでの"砂袋コツコツ・パンチ"は効くんだなあ。
(WOWOWでの試合観戦がメインに移りましたので、以前のようなキャプ写真で展開を追っかける記事は休止)
入場時に泣きそうになってたBJはコレが最後と決めていた模様。本当にこのまま引退してしまうのか。ライトに落として、とかはもう考えられないのかな。実力的にはまだまだ全然イケるけど、こればっかりは本人が決めるハナシだから仕方が無い。最後になるとしたら本当にお疲れ様。
降って湧いたような展開で決まった、今回のBJ vs. 兄貴、だけど結果としては"GSP vs.兄貴"の前にやっておいて大正解。BJというフィルターを通すことで兄貴の強さが改めて露わになったため、挑戦権を有していることは明白。UFC復帰後、イキナリ挑戦よりは良かったと思うよ、ホント。
さて、今回のWOWOW中継ではジェフ・カラン vs. スコット・ヨルゲンセンも観れたしそれは良かったんだけど、(カランのガードに個人的にちょっと感動)セローニの試合が無い。アピールしてやってくれよ。今回もスタンドで圧倒して、倒れたところをバックチョーク、という鬼の試合展開で激強だったぞ。右のロー、左のインローで相手が身体を崩したところにナイマン蹴りを思わせる顎へのキックをブチ込んだシーンは強烈。UFC参戦後はどの試合も圧勝してるし、流石にベルトに絡めてくれないかな。まずはベンヘンと再戦だろうなあー。
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2 件のコメント:
持久力で勝る兄貴がボディ打ちで削って勝利をもぎ取ったといった印章でした
5Rフルに動けるGSPにどんな戦いをするのか注目ですな
カランがシザースイープやったときは思わず「おっ!!」と反応してしまいました
GSPにあの試合やったらそれこそスゲーと思いますが、流石に無理ではないか、と思ってまして、多分テイクダウンされちゃうので、兄貴がガードとれるのかどうか、が気になります。
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