パット・カラン vs マイク・リッチ
やたらと"GSPの練習相手"と紹介されているあたり
どうやら主催者側がプッシュしたいらしいマイク。
ピッチピチのショートタイツもGSPスタイル。
対するはパット・カラン、ん?カラン?
どうもジェフ・カランのイトコらしい。じゃ、贔屓しよう。
やたらと手足の長いマイクでしたが
そんなに印象が残らなかった。勝ったのはカラン。
強烈な右の一発で完全にぶっ飛ばした後
すぐにニーベリに行ってパウンド連打。
もうこの頃にはノビているので被弾しまくり。
一発を持ってるあたりはジェフ譲りだ。頑張れよ。
ベン・アスクレン vs ライアン・トーマス
アブダビバルセロナにも出場したATTのレスリングエリート
ベンがベラトールに参戦。
なんとなく雰囲気からロイス・アルジャーを思い出す。
相手はライアン・トーマス。最近までUFCにも出てたらしいけど
印象ナシ。確認したら2戦2敗、どちも一本負けだった。
試合はベンのテイクダウンから動く。そりゃ倒すだろ。
でもタックルの間合いがスゴく遠い。
ヒザとか合わせられねえかな?
テイクダウンはしたものの、ライアンはラバー使いで
なんかゴチャゴチャしてるうちに三角の態勢。しかし浅い。
グラウンドでダース系のチョークを狙ったベンが
"カラダよ、折れろ"とばかりに絞り上げるとレフリーがストップ。
ベンの勝ちになったんだけど、ライアンは猛抗議。
タップしたようにも見えなかったし、オチたと思ったんだろうけど。
ライアンはちょっと気の毒。
ともかくベンが勝ったけど、まだ総合慣れしてない印象。
勝つなら今のうちかと。
トビー・イマダ vs ジェームス・クラウス
スタンディング横三角で一躍有名になったトビー。
今回の試合観て思ったけど寝技上手いと思う。
最終的に腕十字でキッチリとったし
相手の突進にあわせてスッと入るオモプラッタとか
ポジショニングもイイ感じ。大本命はこの人なのか。
ウィルソン・ヘイス vs シャド・ライルレイ
ヘイスの柔術テクが満載の試合。おもしろい。
クローズに入ったら頭をガッツリ相手のカラダに密着。
脇をさしてから腰を跳ね上げてジャンプするような
いかにもレオとかがやりそうなパスガードでまずはハーフに。
で、抜いた足の甲を相手の脚の付け根にピタッとくっつけ
腰を上げて絡まれた足を抜いてそのままマウント。
この展開が結構多く見られた。
ヘイスが下になった場合はすぐにハーフ。
で、ハーフからの仕掛けがメチャクチャ早いし速い。
ハーフバタフライにして相手の脚を跳ね上げて一気にもぐる。
そのまま相手の脚を抱えて立ち上がりリバーサル。うめえ。
またはそのままバックドアで後ろへ抜けていってバック狙い。
ホントにハーフに自信があるんだと思う。躊躇無し。
自分が上のポジションの時も相当強い。
ハーフでは何もさせなかったし
相手がエビで戻そうとしても身体と体重使って
相手の脚を殺して完封。うまいー。
最後は"マウントパンチ"で相手が嫌がったところをバックチョークの
ベーシック1が炸裂。タイムスリップしたかのような勝ち方。
ただ、心配なのはリーチがそんなに無いのに
低いガードでガンガンと振り回して突っ込んじゃうこと。
ストライカーには打ち抜かれそうなんですが。。。
でもヘイス好きだわ。頼む、コレ終わってからでいいから日本来て。
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