※後日追記
ぶっちゃけ、この後から"1 leg X”絡みで色々書くつもりもあったものの
翌日の大震災によってそれどころではなくなってしまった。
それと当初から疑問だったんだけどコレって呼び方は"ワンレッグ"でいいのかなあ。
外掛け反則はボーダーラインが曖昧すぎるから無くしちまえ
・・・ってのも外掛け解禁推進の理由だったりするんですが。
下の動画でライアンにマーダー、デス、キルされちゃった相手が試合開始直後に見せる外掛け。果たしてこれは外掛け反則の対象なのか?・・・というと「・・・うーん、グレー!」と中途半端な裁定を勢い良く下しちゃいます。
動画開始から15秒程のところで見せる外掛け、最近はアレくらいはひょっとしたら取らなくなってきてるかもしれません。つま先が外を向いてるじゃないですか。それが結構ポイントらしいんですよ。で、足の裏自体は腰のあたりに当ててるし、結構微妙だけどギリギリでセーフな気がします。ライアンも抗議してる様子はないですよね?まあこの試合はアメリカのそんなに大きな大会ではないようだし、そうなるとルールが結構適当なだけで、実際ムンジアルとか大きい試合では不明ですが。
で、コレはセーフなんじゃないかな、と思う最大の理由がこのガードの存在です。
この試合は2009年のアブダビプロ柔術のマルセリーニョ vs エスティマ弟です。
動画開始25秒くらいから35秒くらいのマルセリーニョのリバーサルを見てください。
下の試合の外掛けのシーンと似てますね。カメラアングルまでw
ていうか、デスキルされちゃった人もコレ狙ってる気がしますねw
このガードこそマルセリーニョの提唱する「ワンレッグXガード」の形です。
マルセリーニョはこの体勢から右足のフックで相手を跳ねあげたり、または相手の右脚を自分の両脚でキツく挟むようにして内ヒールのように捻ってリバーサルしたりします。
この試合について当時、このブログでも触れていたんですが、私、こう書いてました。
開始30秒過ぎでマルセリーニョが見せるガードワーク
クォーター・ガードからスパイラル気味にあおって
外掛けギリギリに左脚をまわしてから一気にリバーサル。
このガードは今回マルセリーニョが多用してたんだけど
(この人、大会ごとに一つの技をテーマに臨むからね・・・)
柔術魂5でデミアン師匠が紹介してるアナコンダ・ガードに似てる。
デラヒーバや草刈りからの展開で似たようなことすることあるんだけど
一気にリバーサルまで持っていくのは大変です。参考にしよ。
と、まあこの頃はワンレッグXの存在を知らなかった様子が伺えますなあ。
つーことで、この試合/このガードの印象が結構強かったので「ギリセーフ?」とも思ってます。
デスキルさんは、このガードを諦めた後もなんか外掛けっぽくやってますがライアンの腕に絡めてるからセーフなんでしょうか。ウーンどうだろ?
と、まあ皆様のコメントから思い出したことがあったので書いてみました。
実際に反則になるのかどうか、真相はわからないままですがw
いやあ、なんか今回の記事、柔術新聞さんみたいじゃね? Tweet
6 件のコメント:
あー!!! 今気になって、BJJFJのサイト見てみたら、公式ルールで今年の1月に外掛けに関しての事項が改訂されてるじゃないですか!!!!
http://blog.livedoor.jp/bjjfj_news/archives/51881488.html
「相手の足の外側から自分の足を掛けて、相手の膝を捻る、または圧力を掛ける行為(い
わゆる外掛け)は、全ての帯において重大な反則となる。危険な圧力を加えていない状
況においては、意思を持って2~3秒外掛けをキープした場合に重大な反則となる。」
(2011年1月15日ルール改訂)
・・・というわけで、形に入っただけでの一発失格はなくなった!?ってことですかね!?
「3秒までならOK」って、プロレスチックだなあww
理論派だから中身の濃い記事ですな
私も外掛け推進派ですw
ちょっと、どうかなって思いますねえ。。。解禁しちゃえばいいのに。。。
ただのオタクです。。。
地震で外掛けの話題どころじゃないとは思うんですが・・・
たぶん、海外でも一発反則に関していろいろクレームがあっての今回の変更だと思います。
ただ、今年1月のヨーロピアンでは、トライフォースの選手が外掛け反則くらって失格してるんですよね。
国内でも、あんまり話題になってないし・・・結局、あんまり現状は変わらない気がします。
ところでこうして熱くなってるのって、ワタシらだけ?だったりしてw
ちなみに「外掛け」「反則」でググったら、もうこの記事がトップですねw
ニュース見てるとずっと緊張してしまうので少し息抜きしましょうかね
検索してみたらyahooとGoogleはトップに来ましたw
BloggerのブログだからGoogleさんとは相性がいいんでしょうか。bingはイマイチでしたw
私たちだけ異常に温度が高いんでしょうかw?柔術ガラパゴス状態なんでしょうか?
正直スンゴイ関心のあるトピックなんですけどねえ。ベリンボロや50/50など相手の脚に絡んで攻撃する技術が急激に注目されている柔術界では、外掛けが反則であるという事実は以前よりも重要なことだと思ってます。柔術では反則だけどADCCなどのグラップリングのみで使用される"外掛けガード"の登場/隆盛が考えられるからです。マルセリーニョのワンレッグX、デミアン師匠のアナコンダなど現に"外掛けギリギリガード"は紹介され始めてますし、、、あ、コレ記事にしよw
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