北欧の風にのってやってくる、清楚でイノセンスなのはバニラビーンズですが、北欧へ出向き粗暴でブルータルなのがUFCです。という訳で今回のUFC on FUELは北欧はスウェーデンでの御開催。
個人的な印象を言わせてもらえば、ぶっちゃけカード弱いんです。
(シアー vs. パウロ・チアゴとかは気になるけど)
しかし、入場者数は14,000人とのこと。UFCはどこ行っても強いなあ。
と、まあ試合自体はあとで観るとして気になった記事がコレ。
MMA PLANET - UFCが新興アマMMA組織、IMMAFに協力、五輪を目指す。
UFCがMMAのアマチュア方面へのテコ入れ、というか足がかりとしてIMMAFという組織と結託とのこと。こういう形で他組織との協力をすすめるなら、以前、朝日昇氏が言ってたような修斗との協力ってのもいいんじゃないかなと勝手に思ってる。修斗はプロだけどさ。
リンク先にあるように、このIMMAFの代表はオーガスト・ワレン。もともと格闘技オタクで、UFCの隆盛とともに盛り上がってきたVTに当然のように関心を持って、バート・ベイルのところに向かって、、、という人。いわゆる"シューターズ系のボス"で、北欧を中心とした欧州MMAシーンの顔役としてもう10年以上尽力しているキーパーソン。・・・ではあるけど敵も多い。現状がどうかはわからないけど当時はオマー・ブイシェとかのパンクラス勢とは超絶敵対関係だったみたいだし、ヒルティ柔術のリカルド・アンデションとも微妙だった模様。
ただ、彼のような人がいたからこそ北欧はヨーロッパでも稀な発展をしたんだろうし、ヨアキム・ハンセンや、先日引退を発表したユノラフ・エイネモ、そしてUFCチャンピオンシップまであと一歩かもしれない場所まで、マーティン・カンプマンというデンマーク出身の選手を送り出してみせた。
今後、UFCとIMMAFの絡みがどうなるのかはわからないけど、どうしてもプロ興行の前輪駆動で来た"MMA"というスポーツを少し変わったものにする可能性はあると思う。要注目。
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