2010/07/31

試合

明日はJJFJの全日本ですね。練習仲間も出場しますので応援してます。
私は昨年の全日本に出て以来、試合から遠ざかっているのですが、秋くらいにはまた出てみようかな、なんて思っております。昨年の全日本の後は、もう試合には出る気持ちにはならないんじゃないか、と思ってたのですが。
心境の変化、と言えばそうなのかもしれませんが、では何が変化したかと言えば具体的な事は何も説明できず、ただ「出てみようかな」と再び思い始めているだけです。単純に時間が経ったからだけなのかもしれません。

昨年の全日本は、それなりに気合が入っていました。というのも今後、柔術を続けられるかどうかわからない状況で、ひとつ区切りをつけることになる可能性が大きかったからでした。(結局、今年前半の柔術離れに繋がってしまったのですが)
練習も試合前は完全別メニューでやらせてもらい、現在渡米中の高校生と作戦や技の確認に時間を割いていました。(話が逸れますが彼には全日本の無差別をどうしても優勝させてあげたかった。一度、優勝を告げられた後、差し出した手を「ヨッシャ!」とばかりに叩き返してきた、あの手の強さを忘れることができないし、それだけに本当に悔しい)

それだけ準備をしたのに階級別の試合でのあまりに情けない敗戦、何一つしかけることもできないままのポイント負けに、もうホントに自分に嫌気がさして、状況も状況だしスッパリとヤメようと考えていました。そんな気持ちが払拭されて、柔術続けたいな、と思うようになったのが無差別での試合を終えてなんだから、自分の変わり身の早さにも若干呆れるんだけど。

無差別の試合自体は一本負けで、結果だけで見ればむしろ階級別より悪いのだけれど、この試合では自分の展開を作れた、自分から仕掛けることができたってのがなんか嬉しかったんです。階級別の試合がヒドかっただけに。何もできない、というか何もやらないままに終わるんじゃなくって、少なくとも練習してきたことを出せたってことに納得ができたんだと思います。
と同時に「そんなんで試合に出ていいのか?」とも思い始めました。それって"勝利"を目標としていないわけで、少なくとも競技者としては失格なのではないだろうか、と。
柔術は続けたいが、試合はちょっと距離を置こうか、イヤやっぱり出ようか、ていうかどっちでもいいか・・・。このことは自分の中でまだ折り合いがついていない状況です。


今、現在の心境として、例えば試合に出る、となっても上記のような理由から、勝敗はどっちでもいいんですね。練習してきたことさえ思いきり出せれば。
これって試合に臨む目標としてはあまりにも小さいと思うのだけれど、普段の練習のモチベーションってことを考えると、あながちバカにできない目標なんじゃないかなって今は思ってます。


明日試合に出る選手の皆様、自分自身が納得できるような試合になるように願ってます。

4 件のコメント:

BTT さんのコメント...

交替制、土日祝日関係なしのシフトになってからめっきり試合に出なくなってしまいました

本音を言えば一つ上の色で出たいです

やっつけてる連中にもう色では先越されてるので…

BTT さんのコメント...

そういえば今日からクラスの時間変わるのでお間違えなく

ネラズリ さんのコメント...

勝ってる人ならではのジレンマですね。でもオレもBTT氏の立場だったらそういう気持ちになるでしょうね。帯色ごとの階級制は良い面と悪い面があるよなあ。
帯色で分けるのは存続させるとして、選択肢として帯色関係なしのカテゴリってのも導入すればいいのに。最近、柔術/グラップリングのルールのことばかり考えてます・

ネラズリ さんのコメント...

イエッサー。
個人的には今度の時間帯はウェルカム。

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